「効くDM」のDMがきっかけ

横浜・川崎エリアを中心に営業しているタクシー会社で、2021年11月で創業71年を迎えます。これまでポスティングは実施したことはありましたが、DMは今回が初めてでした。

たまたま『効くDM』のDM（※）が届いて、封筒に描かれた怪獣の「提案します」というメッセージに興味を惹かれ開封ました。中に入っていた他社事例・作例を読み、他業界の様々な取り組み事例を自分たちがやったら面白そうという期待感があって、もう少し事例を見てみたくてコンタクトを取りました。DM制作を発注するにあたり、他社比較は特にしていません。過去に野立て看板を作成した際、看板屋さんに発注したところいわゆる普通の看板が完成しました。別の機会に、まずデザイナーさんに発注してみるとクオリティが全然違ったんです。この過去の経験から、DM屋さんに発注するのではなく、スルーパスさんのデザイン、クリエイティブに期待して発注しました。

いい意味でこちらの想定を裏切る提案が出てくる

デザインが個人的に好きなのでつい業者さんに対して具体的な要望やイメージを言ってしまうのですが、普通の制作会社さんはその要望の範囲内のものだけを作ってしまいがちです。確かに要望には沿っているけど、感動もない…。スルーパスさんのいいところは、複数案出てきた中でも方向性や切り口の異なるパターンを作っていただき、自分では考えていなかったけどこれもありだねと思わせてくれる斬新な切り口があったことです。自分発信で予想の範囲内になってしまう部分を壊してもらえたことに感激しました。ただ、複数案出てくるので、当然採用できない案も出てくる。誰かが頑張って作ってくれたものを不採用にしければならないのは心苦しかったです。

DMの目的を一緒に見定めるところからスタート

最初のオリエンテーションでは、コンバージョンを当初のタクシーチケットの契約にするか、もう少し手前に設定するかを議論しました。チケット契約だとかなりハードルが高いので、プレゼント付きのアンケート調査をご提案いただき、実際にDMの反響では100社以上からレスポンスを得ることができました。プレゼント当選の電話で担当者と話をするきっかけになったり、実際に数件のチケット契約が取れたり、契約には至らなくとも新しい会社・新しいお店を立ち上げる際には平和さんに頼むね、といってくれた企業さんも何社かありました。お客さんとコンタクトをとるいいきっかけをDMで作れたので、社内の評価も高く、とても満足のいく成果をあげられたと思っています。

制作の人と直接話ができるから、いい企画が生まれる

以前に印刷会社さんとやり取りをした際、営業の方に伝えてそこから制作へ伝言ゲームのようになってしまったことがありました。スルーパスさんは直接制作の人たちとお話ができるので、疑問に感じたことをその場でお互いに質問して解消し、こちらの意図を各々が判断して企画を作成いただけるのでよかったと思っています。ある程度制作が進むと制作進行の営業の方と密にやり取りすることもできたので、スムーズにDM制作を進めることができました。

DMを含む紙媒体にはまだまだ可能性を感じています

私たちの業界でいうところの、アプリでタクシーを呼ぶのか、直接電話でタクシーを呼ぶのかと同じように、デジタルによるマーケティングが主流になる中でも、ある一定層へアプローチする際にはDM・紙媒体はやはり効果があると感じています。当社のターゲットは比較的年齢層の高めな方々なので、今後もDMなどの紙媒体は積極的に活用していきたいと考えます。DM以外の案件もすでにご相談させていただいていますが、これからもスルーパスさんの「提案」に期待しています。