独創性で、10倍の効果と「面白い会社」というイメージの獲得
株式会社Oh my teeth 様
公式HP:自宅でできるマウスピース矯正 Oh my teeth
リモート矯正サービス「Oh my teeth」とは
私たち株式会社Oh my teethは、「未来の歯科体験を生み出す」をミッションに、エンジニアと歯科医師とタッグを組み、リモート矯正サービス「Oh my teeth」の開発を行っています。
「Oh my teeth」は、定期的な通院なしでマウスピース矯正ができる歯科矯正サービスです。
まず、Oh my teeth導入歯科医院でお客様の歯型スキャンを行い、3Dプリンターで作成したオーダーメイドのマウスピースをお客様に郵送することで、矯正に必要な通院回数を抑えています。
また、ご自宅での矯正継続をサポートするために、LINEでのオンラインサポート体制を構築。矯正経験者の約3割が挫折するというデータがある中、Oh my teethの継続率は97%(Oh my teeth調べ)を達成しています。
主に20代〜30代のビジネスパーソンから支持をいただいており、サービス利用希望者は2万人、ユーザー数は7,000人を突破しています(2022年4月11日時点)。
可能性のある販促手法は全て試したい。
そんな中で注目したのがポスティングチラシ
弊社では、YouTubeやTwitter・Instagram、その他のオンライン媒体でのマーケティングに積極的に取り組んでいますが、最適なチャネルを選定するために、オフラインも含めて網羅的な検証を行いたいと考えています。
Oh my teethは来店型のビジネスで、明確な商圏があるため、エリアマーケティングを強化していきたいと考えています。そこで、確実に商圏内でサービスの認知向上を図れるポスティングチラシの作成を検討しました。
実は最初はDMをやるつもりだったんですが、スルーパスさんとの打ち合わせで弊社の場合はDMよりポスティングが良いのでは?という話になったんです。
過去に自社制作のポスティングチラシを配布した際には、思うように効果が得られませんでした。しかしその後、街頭でのビラ配りや動画広告では良い反応が得られたことや、他業種では盛んにポスティングチラシが配られていることから「ターゲティングやクリエイティブ次第では勝てる道筋があるのではないか」と思い、外部への依頼に踏み切りました。
発注の決め手は「魅力的な事例」と「再現性」
きっかけは、会社に届いていたスルーパスさんのDMでした。
僕は良い制作会社を探すにあたって「その会社の広告が良い」ことは重要なポイントの一つだと思っています。スルーパスさんのDMは自然と手元に残していたので、期待できるのではないかと思い、問い合わせをしました。
初回のミーティングでは過去の事例を見せてもらったのですが、その事例がとても魅力的だったのを覚えています。
また、DM制作から完成・検証までの一連のプロセスについても説明をいただいたことで、事例が「ヒラメキありき」ではない、再現性のあるものであるとわかり、依頼しようと考えました。
一緒のチームとして結果にコミットしてくれた
スルーパスさんとお仕事をする中でとても印象的だったのは、結果にコミットしてくれたことです。
初回のご提案時に10通り以上の案をいただいたのですが、どうもしっくりくるものがなかったので、思い切って「このチラシが届いたらお客様は見てくれますかね?」と言ってみたところ、もう一度ゼロベースで考え直してくださいました。
これだけ案を出してくださった後だと、その案の中から決めたくなるだろうなと思うのですが、根気強く課題の言語化や深掘りに寄り添ってくださったことで、スルーパスさんと一つのチームのような感覚で案を磨き込み、成果を追求することができました。
手段に囚われない独特な提案たち
提案の数もさることながら、スルーパスさんの引き出しの幅・深さにも驚かされました。
今回、ポスティングチラシを選定する際に「絶対に捨てられない」ことを選択軸の一つにしました。それを踏まえたスルーパスさんからのご提案には、マスクや顔パネルなど、ポスティングチラシ以外のものも含まれていて、こちらの想定を超えていました。
実際にポスティングチラシ以外の案が採用されたら、スルーパスさんが大変だろうなと思うのですが、それも結果にコミットしているが故なんだなと感じました。
10倍の効果改善と想定外の副次効果
ポスティングチラシの反響としては、過去施策と比較して約10倍の効果が出ています。今回の施策で、発送時期等の改善余地も見えたので、より効果を伸ばすこともできるのではないかと考えています。
また、ポスティングチラシがTwitterで拡散されたことで「ユニークな会社」というイメージを持っていただけたり、取材にこられたメディアの方が「それいいですね」と興味を持って撮影していかれるなど、想定していなかった副次的な効果もありました。
今後の方針は、ポスティングチラシのハックと、オンラインとの融合
今回、ポスティングチラシの制作・検証を行ってみて、PDCAが回しやすい媒体だと感じました。オンラインはコンバージョンまでの導線が複雑になりやすく、要因が特定しづらいことがありますが、ポスティングチラシはお客様の反応が明確にわかるので、今後も検証を繰り返してハックしていきたいです。また、オンラインとの融合として、ポスティングチラシと連動したLPを受け皿として用意するなど、新しい導線作りにも挑戦していきたいです。
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